changelog 投稿内容のサマリ (2022年8月下旬の内容)

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This content originally appeared on Twilio Blog and was authored by Hiroto Masaki

/changelogサイトへの投稿内容を、こちら/blogサイトに抄訳版として定期的にまとめてご案内しております。製品アップデートの内容のご確認にお役立てください。■■ なお当抄訳版は、月2回を目安に運用しております。最新情報の取得につきましては、これまで通り、/changelogサイトの内容をRSSフィード経由あるいはTwitterチャネル経由でご確認ください。■■ 最後に、内容が正確であるよう努めますが、差異等があると判断される場合にはオリジナルの/changelogサイトの投稿を参考にするようお願いいたします。また記載の日付は米国時間帯ベースとなること、あらかじめご了承ください。

New Changes to Retention Policy for Functions and Assets

2022年8月22日、フィルタ=Serverless、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio Runtimeに関して、FunctionおよびAssetのデータ保持ポリシーが更新されます。

  • Function Versionに関連付けられていないFunctionで、7日以上経過したものは削除されます。
  • Asset Versionに関連付けられていないAssetで、7日以上経過したものは削除されます。
  • 7日以上経過したFunction VersionAsset Versionで、アクティブなDeploymentにおいて利用されていないものは削除されます。
  • デプロイされていない(アクティブでない)Buildで7日以上経過したものは削除されます。

アクティブなデプロイについては、この更新版ポリシーが影響を与えることはありません。またこの更新版ポリシーは、API、Serverless Toolkit、現行の画面エディタを使用するユーザーにのみ適用されます。逆に言うと、Flex Pluginの文脈でAssetを使用している場合には影響はありません。さらに、更新版ポリシーはFunctions(Classic)とAssets(Classic)には適用されません。

お客様側での積極的な対応は必要ありませんが、Serverless APIまたはServerless Toolkitを使用してデプロイメントを以前のBuildにロールバックしている場合、7日以上前のBuildにロールバックすることができなくなりますのでご注意ください。古いバージョンのファイルやコードをバージョン管理する必要がある場合、Serverless ToolkitまたはAPIと共に、gitのような専用のバージョン管理システムを使用することをお勧めします。

この更新版ポリシーは2022年9月15日(米国時間)に有効となります。ポリシーの詳細については、ドキュメントをご確認ください。

Twilio SendGrid IP Management Refresh

2022年8月22日、フィルタ=Twilio SendGrid Platform、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio SendGrid EmailではIPアドレス管理画面を更新し、全体的なパフォーマンス改善、そしてページ割り機能の導入を行いました。管理画面の「IP Addresses」タブの側では、IPアドレスのプレフィックス、追加された日付の範囲、またはIPアドレスのプール名により、アカウント専用のIPアドレスをフィルタリングすることができます。また管理画面の「IP Pools」タブの側では、IPアドレスのプレフィックス、またはプール名の部分文字列でIPプールをフィルタリングすることができます。さらに、編集用のサブパネルではIPアドレスに割り当てられたサブユーザー、プールに割り当てられたIPアドレスを取得することができますが、ページ割りの処理が走ります。

既存の機能に対するその他の変更はありませんので、ページ割りや性能向上の面を除けばこれまでどおりご利用いただければと思います。

TaskRouter now supports Activity evaluation with Worker-List API

2022年8月22日、フィルタ=Flex、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio TaskRouterに関する機能強化で、Worker-list APIのWorkerに関する式の中でActivity名とActivity SIDを評価できるようになりました。

例えば、式「GET /Workers?TargetWorkersExpression=activity_name in ['ABC', 'XYZ']」を通じて各々のアクティビティのWorkerの一覧を取得したり、式「GET /Workers?TargetWorkersExpression=activity_name contains 'MNO'」を通じて名前の部分一致によりWorkerの一覧を取得できます。

ントと、Workerリソースに関するドキュメントをご確認ください。

Introducing AI-Based Noise Cancellation in Twilio Video

2022年8月23日、フィルタ=Programmable Video、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio Videoに関する機能強化で、不要な背景音を除去し、高品質な会議体験を構築できるようAIベースのノイズキャンセリング機能をリリースいたしました。ノイズ抑制のリーディングベンダーであるKrisp.aiとのパートナーシップによりお届けする「Krisp Audio Plugin for Twilio Video」は、数行のコードでブラウザベースのビデオアプリケーションに追加可能です。

この機能はTwilio VideoのGroupルームで利用可能です。また、JavaScript SDKでのリリースを開始いたします。ビデオ アプリケーションでノイズ抑制を実現する方法については、ドキュメントをご確認ください。また、本機能に焦点をあてたブログ(英語)をぜひお読みください。ブログの中にデモビデオもあります。

Message Scheduling Now Generally Available

2022年8月24日、フィルタ=Programmable Messaging、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio Messagingにおけるメッセージのスケジュール送信機能が正式リリースされました。将来のある日時を指定してメッセージ送信のAPI呼び出しを行っておき、その将来時点において実際にメッセージ送信される機能で、SMS、MMS、WhatsAppに対して動作します。ベータ版リリースからの変更点として、HIPAA適合性のサポート追加(米国のヘルスケア業界向けの基準)、最短で15分前からのスケジュール送信設定が可能になったこと(以前は60分前)、より大量の送信を可能にするためのアカウント使用制限の増加などがあります。

詳しくは、ドキュメントをご確認ください。

Verify Automatic SMS Fraud Detection is in Public Beta

2022年8月29日、フィルタ=Verify、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]

主に北米市場に関係する機能であり、参考程度にお読みください。 __CodeBlockで表現する予定

Twilio Verifyにおいて、SMS不正行為に対する自動検出機能をリリースしました。この機能は、不正行為に対抗し、SMS OTPコンバージョン率を向上させるためのもので、追加費用なしで自動的に動作します。

  • この機能によって、先行利用のお客様が1日あたりの支出を35%も削減し、特定の国でのコンバージョン率を2倍にした事例については、当社のブログ(英語)をご覧ください。
  • 機能の詳細については、ドキュメントをご確認ください。

Reset of Unused Programmable SMS Geo Permissions on accounts created before April 2019

2022年8月29日、フィルタ=Programmable Messaging、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]

2019年4月以前に作成されたTwilioアカウントについて、未使用のSMS Geo Permission機能を自動的に無効化*することにより、サービスの悪用の可能性から保護するための緊急予防措置を実施します。 SMS Traffic Pumping**(トラフィックポンピング)として知られる潜在的な詐欺からお客様を保護するために、この予防的アクションを講じています。メッセージング関連のエコシステムにおける不正行為の増加を考慮し、潜在的な悪用を最小限に抑え、お客様が直面する不正行為のリスクを低減することを確実にするために、この措置を取ることにしました。お客様のビジネスがサービスを提供していない、または使用頻度が低い宛先国を無効にすることは、詐欺行為に対する追加の防御線となります。SMS Traffic Pumping詐欺の詳細と、アプリケーションを保護する方法については、サポートサイトの記事(英語)をご確認ください。 (* この機能の無効化とは、詐欺行為に対する防御線を張ることを意味します。

** SMS Pumpingは、日本国内においては基本的に該当しない詐欺行為です。)

なぜ2019年4月以前に作成されたアカウントだけなのか?〜 2019年3月以前に作成されたアカウントは、以前はデフォルトでグローバルにSMS Geo Permissions機能が有効になっていました。 そのうえで、お客様の利便性と保護のため、2022年7月23日から2022年8月22日までの30日間にID認証系のメッセージが送信されていない宛先国について、SMS Geo Permissions機能を今回1回限りの措置として無効化します。アカウントに対するこの1回限りの措置は、2022年8月25日に開始され、2022年9月9日以前に終了する予定です。

なお、このサポート記事の手順に従って、Twilioコンソール画面でいつでも任意の宛先国へのSMS Geo Permissions機能を有効化・無効化できますので、必要に応じてご利用ください。

New Relic Integrations Removed, August 30, 2022

2022年8月30日、フィルタ=SendGrid Email API、リリース=Deprecated [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio SendGridでは、2022年8月30日をもって連携機能「SendGrid for New Relic」のサポートおよび提供を終了しました。

2022年8月30日をもって、Twilio SendGridはNew Relicとの連携機能およびダッシュボードを削除しました。メール配信プログラムのメトリクスを確認する目的でNew Relic連携機能を使用していた場合、今後はTwilio SendGridのDeliverability Insights機能を通じて、配信パフォーマンスを時系列で合理的に管理コンソール画面内でご確認いただけます。

なおこの機能提供終了ですが、メールの配信そのものには影響しません。

Message Scheduling is now HIPAA Eligible

2022年8月30日、フィルタ=Programmable Messaging、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

Message Scheduling機能が、HIPAA(医療保険の携行性と説明に関する法律)に適合するようになりました。よって今後は、保護対象保健情報(PHI)を含むHIPAA準拠のヘルスケアアプリケーションを、Message Scheduling機能を利用して組織・企業の皆さまに開発・運用いただくことが可能となります。Twilioは、HIPAA適格の製品とサービスに関して、適用対象主体および事業提携者とビジネスアソシエー契約(BAA)を締結いたします。

HIPAA準拠を意識したTwilioベースのシステム構築方法について、こちらの資料をご確認ください。

Push notifications now available in Twilio Frontline's web client

2022年8月31日、フィルタ=Frontline、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio FrontlineのWebクライアント(ベータ版)が、Chrome、Edge、Firefoxのブラウザプッシュ通知に対応しました。また、Webインターフェースでは、プライマリーナビゲーションとブラウザタブに新しい未読メッセージの数が表示されるようになりました。


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